夢を見つけたきっかけと、今でも大切にしている「2つの軸」は学生時代に生まれた

私は小学生のときから、自分で思いついたアイデアを試して友達みんなにシェアすることが好きでした。冬の冷たい布団をドライヤーで温めてから寝たり、手作りの戦争ゲームをつくってみたり。「そのアイデアいいね!」「私もやってみたい!」と自然と友人が集まってくると、嬉しかったですね。

大学生になってからも、勉強するときに独自の暗記方法を生み出してみたり、とにかく工夫してトライすることを無意識にしていたのかもしれません。そんな中で、自分や自分の周りの人だけでなく、影響範囲を広げ、色んな人に暮らしやすい環境を提供していきたい。将来は「自分のアイデアを活かして誰かの何かのためになる場所やサービスを創りたい」という想いが湧き上がったのです。

もう一つ大事にしたい軸が生まれたのは、世界の違法採掘や児童労働問題について知り、強い衝撃を受けたときでした。当時の自分にとってはあまりにもショックすぎる実態で、生まれた場所が違うだけでこんなにも環境に差が生まれるのかと考えさせられました。自分はたまたま日本に生まれたから高度な教育を受けられたのであって、決して努力してそうなったわけではないと。生きていることの1分1秒の大切さを感じると同時に、この恵まれた環境にただ甘えてぶら下がってはいられない、「世の中に貢献して自分を育ててくれた環境に恩返ししたい」と決意しました。

「自分のアイデアを活かして誰かの何かのためになる場所やサービスを創りたい」
「世の中に貢献して自分を育ててくれた環境に恩返ししたい」

これを自分の手で直接叶えるために、自分の会社をつくろう。これが私の夢のはじまりで、この日から全てが変わりました。

企業理念の意味、みんなの人生で実現したい夢も応援したい

「人に夢を与えたり、夢を持ってもらえるような場所をつくりたい」
これは創業1年目のときに確立した企業理念に込めた想いです。

創業当初、日中はひたすら営業、夜はサービスの制作や庶務に費やし、深夜から朝方にかけてはホームページを改修するなど、1日24時間では足りない生活を過ごしていました。当時の従業員も2~3人でどうしても物理的にしんどかったのですが、どんな辛いことも「自分の夢を実現させるために、自分の意志で選択できていた」ので、大変だと感じたことは一度もありませんでした。

‟自分の夢”、つまり自分の原動力が明確になってからは「モノクロだった世界からフルカラーの世界に生まれ変わった」感覚だったのです。この経験を仲間にも享受させたい、大切にしてもらいたい気持ちから、「夢を持ってもらえるような場所をつくりたい」という夢がまた一つ増えたんですね。

仕事に費やす時間が人生の多くの割合を占めるからこそ、社員のみんなには並行して人生で実現したいことにも取り組んでほしいと思っています。人生をろうそくに例えると、その年数を燃やした価値が意味していることは何か。5年後、10年後、さらには20年後に振り返ったとき、何か残せたなと充実感を持ってもらえたらいいなと思っています。

企業理念「社員の夢が会社を創り、会社の夢がより豊かな人間社会を創る」
私が経営で大切にしているのは、「個人の夢」と「会社の夢」の共感値が重なっていることです。それぞれの夢は多岐にわたりますが、最終的な目的地・方向性が一致すると、個人も会社も成長できます。
つまり、一人ひとりの夢を会社で実現することが、多様な社会貢献につながるのです。

そのために大切なのは、様々なテーマで会社について部署関係なく仲間たちと議論すること、そして個々が「どのような人生にしたいか?」「どんな人になりたいか?」をとことん深堀り、「働く目的・意義」を言語化すること。特に自己分析の徹底はとても大事で、「あのときなぜそう思ったのか?」「何にワクワクするのか?」の過程を追及することで、「個人の夢」と「会社の夢」の方向性を整理できます。

なので、ゼネラルリンクでは上長と部下との1on1ミーティングにてキャリアや未来について話すことを大切にしていますし、定期的に自己分析合宿を設けたり、社員一人ひとりがじっくり自己と向き合って考える機会をつくることに重きを置いています。

実際、私自身が夢を見つけたり起業のために行動に移せたのも、自己分析を徹底的に行い、その大切さを実感したから。中学・高校・大学とそれぞれ1冊のノートを使うほど深掘り、思い出せないところは親に電話して聞いたりもしましたね。今でももちろん、移動時間や毎週末の夜の静かな時間に自己分析をし続けています。

このように、「会社や個人の人生設計について全社員で考える」この大切にしている価値観が、楽しみや新たな学びにもつながっているのです。

一人ひとりの「夢」が、新しい時代の豊かな暮らしにつながる

ゼネラルリンクの社員は、立ち止まることなく目標を達成し続け、能動的にどんどん高みを目指していく人が多いです。それは、何でも自分事として捉え、夢に向かって常に歩み続けているからです。

「夢」は真新しい事業やサービスをリリースすることだけではありません。
販売戦略、広告戦略、企画立案など、様々な視点から生まれるみんなの実現したいことも夢の一つです。その思いを尊重することで、ビジネスを前進させられるのです。
この文化がどんどん継承されることで、永続的に伸びていく会社に成長させていきたいと思っています。

皆さんは人生の時間を何に使いたいですか?会社を通じて成し遂げ、世の中の人々の役に立ち、次の世代にまで喜ばれることができるとしたら何をしたいですか?「新しい事業をつくりたい」「こんな活動をしたい」など何でもいいです。
「いい出会い」「いいコミュニティ」がどのように生まれ、どのように「いい時間」を過ごせるか。次の時代が求める、人々が豊かに暮らせる場を創ることが大きな価値となっていくと思うので、その方向に事業を進めていきたいです。
次の世に必要なもの、さらには公的にもなりうるような機関をつくっていきたい。そのためにゼネラルリンクとしての経済圏を広げ、常に新しい事業を派生させていきます。

一人ひとりの「夢」があれば、その道を歩み続けることができ、また大きな夢へのエネルギーとなります。「夢」に向けて当社で挑戦したい方はぜひ、一緒に1000年続く社会機関を目指して歩んでいきましょう。

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