ゼネラルリンクで推進している次世代幹部育成プロジェクト「next」では、現在「GLの未来を創る」べく、様々な施策を展開しています。中でも大きな施策の1つが新規事業の立案にチャレンジする「G-GATE」です。(詳細は前回記事をご参照ください:https://general-link.co.jp/geneple/206/)。

このたび、第2回「G-GATE」を実施し、オンラインでも配信された最終プレゼン大会は、全社の40%以上が視聴するなど注目度の高いイベントとなりました。
結果として、継続検討案が1件・事業可決案が1件誕生!提案したメンバーたちはどんな想いで「G-GATE」に参加したのか、成長した点や見つけた課題なども交えてインタビューしましたので、ご紹介します。
新規事業の立ち上げに意欲のある方、ぜひご覧ください!

まずは、継続検討案となった提案内容とメンバーをご紹介!

コミュニケーションデザイン事業部 マネージャー

T. K

2020年中途入社。WEBメディア収益化の戦略設計・ディレクションを担当。2020年度 上半期 中途新人賞・2022年度 下半期 ベストマネージャー賞(優秀賞)を受賞。

コミュニケーションデザイン事業部 マネージャー

F. I

2019年入社。WEBメディアの収益化の戦略設計・ディレクションを担当。T.Kとともに2022年度 下半期 ベストチーム賞(最優秀賞)を受賞。

コミュニケーションデザイン事業部

K. H

2022年入社。漫画コンテンツに特化したWEBメディアの運営を担当。2022年度 上半期 ベストバディ賞・2022年度 下半期 新卒新人賞(優秀賞)を受賞。

<継続検討案>

提案内容:
既存アセットを活かした、「漫画」と「食」の2軸での海外マーケット展開

―そもそも「G-GATE」に参加したきっかけは何でしたか?

T. K

WEBメディアの広告業務を一緒に行っているF. Iさんとは、日頃から収益性向上の施策を考えていました。そんな中、タイミング良く「GーGATE」が開催されることに。せっかくの機会なので、自分たちのアイデアを提案しようと思い、参加しました!

F. I

施策の1つとして、既存サービスの海外展開を考えました。広告の市況は国によって異なるので、まずは様々な国のCEOが出席するセミナーに参加し、情報収集に注力しました。ヒアリングする中で、アメリカでのメディア事業の広告単価が日本と比べて数倍も高いこと、また、ブランディングに重きを置く特徴があることを知り、アメリカへの展開を提案しました!

T. K

提案内容を詰める中で、同じく「G-GATE」に応募したK. Hさんが考えていた新規事業案を聞き、一緒に遂行できるのは?と考え、3人で進めることになりました!

K. H

私自身、漫画に特化したメディア運営を担当しており、ビジネスを拡大させるための案を考えていました。ちょうど戦略設計に悩んでいたので、一緒に進められることになって嬉しかったです!

―提案内容を詰める中で、重視したことは何ですか?

F. I

やはり市場分析や競合調査に力を入れましたね。現地のYouTubeで反響が高いコンテンツは何かニーズを調べたり、AIでひたすら検索してみたりしました。
人気コンテンツであることと、新たに開拓余地があること。この2軸で勝ち筋を模索していきました。

K. T

私は当日のプレゼン資料作成に注力しました。F.IさんとK.Hさんが強い気持ちを持って遂行していたので、彼らの熱意をいかに伝えられるかを意識しました。本番では、K.Hさんが新卒社員らしいフレッシュな魅力と熱い思いを存分に発揮してくれました!

K. H

私は足元の現実的な実行案と長期的な成長性をバランスよく考えることを心掛けました。もちろん、実際やってみないと分からないことが多いのですが、実施した後の事象を想定しながら施策を練るよう意識しました。

―改めて振り返ってみて、成長したことは何だと思いますか?

F. I

決裁を行う経営陣に対してプレゼンをするので、会社がどういう視点で意思決定をしているのかをより考えられるようになりました。やはり会社が目指す方向性や組織が求めることに対して、提案内容が沿っていないと可決される可能性は低くなります。日頃から役員と密にコミュニケーションを取ったことで、事前に懸念点を解消できたのは良かったと思っています。

K. T

私は常日頃から突拍子もないアイデアを考えることが多いのですが、実際に行動に移すところまでは正直できていませんでした。今回「G-GATE」を通して、良いプレッシャーの中で提案内容をブラッシュアップすることができました。

K. H

新規事業立案にあたり、損益設計などを一から考えられたことが勉強になりました。また、普段業務で関わらない先輩方の思考を知ることで、私自身の視野が広がりました。F.Iさんは有言実行するための圧倒的な知識のインプット量、K.Tさんは周りのメンバーの進捗状況をふまえた調整力が素晴らしく、見習いたいと思いました!

―これから新規事業の立ち上げを目指す就活生にどんなアドバイスを送りますか?

F. I

ベンチャー企業を見ている就活生の多くは「成長」を軸にしているかと思います。早く成長するためには、自ら積極的に仕事をつくったり、自分ならではの強みを活かしていくことが大切です。ありがたいことに、ゼネラルリンクには新しい挑戦を応援する環境があるので、私自身も積極的に行動することで、成長につなげられています。

K. T

正直、今回の「G-GATE」や新規事業の立ち上げは手段でしかありません。だからこそ、「新規事業の立ち上げに挑戦したい」といったことが目的になってはいけないと思います。実際に半年後、1年後にどう事業を成功させるか、その事業が世の中にどのような影響を与えるのか、先を見据えて考えることが、ビジネスを行う上で本質だと考えています。

K. H

絶対に成功する!という大きな自信を持つことが大事だと思います。前例がないことを正解に持っていくためには、自分が自身の行動に確信を持てないと周りもなかなか信じてくれません。全力で取り組めば、周りも全力で応援してくれることを、今回の「G-GATE」を通して実感しました。

続いて、事業可決案の提案内容をご紹介します!

M. S

投資戦略室 事業責任者

2018年中途入社。2018年3Q中途 新人賞やチーム賞など数々の功績を残す。新規メディアを次々と立ち上げ、現在はM&A業務において事業拡大に大きく貢献している。

S. O

コミュニケーションデザイン事業部 マネージャー

2020年入社。メディア事業の広告運用を統括。2020年度 年間新人賞を受賞。入社してわずか1年でマネージャーに就任し、2021年度 年間ベストマネージャー賞(最優秀賞)・2022年度 上半期ベストマネージャー賞(優秀賞)を受賞。

<事業可決案>

提案内容:
既存のメディアサイトで提供している漫画コンテンツを集約するプラットフォーム(メディアサイト)を創設し、外部要因の影響を受けづらい安定的なメディア運用を実現

―提案内容について課題意識を持ったきっかけは何でしたか?

M. S

当社のメディアサイトは、外部のプラットフォームを通じての情報発信がメインとなっています。そのため、どうしても外部要因の影響を受けることが多く、長年課題感を持っていました。
より安定的な運用につながる提案ができればインパクトが大きいと確信し、せっかくの「G-GATE」の機会に挑戦しようと考えました。そこで実際に推進するキーマンとしてS.Oさんを誘いました!

S. O

私自身も取り組まなければならないクリティカルな課題だと思っていたので、すぐに賛同しました!

―改めて振り返ってみて、成長した点や反省点はありますか?

S. O

ハードルの高い課題として捉えられており、メスを入れる提案内容をどこまで言語化できるか不安はありました。ですが、しっかり1つずつ丁寧にステップを踏んで説明したことで、まずは施策の着眼点と方向性を評価していただけてよかったです。

M. S

そうですね!着地が飛躍しないように気を付けたのが功を奏したと思います。会社の安定的な収益性につながる現実的な提案だったので。

―今後の意気込みと、新規事業の立ち上げを目指す就活生へのメッセージをお願いします!

S. O

漫画に特化したユーザビリティを実現すべく、早速設計・開発のミーティングを実施しています。他部署も巻き込んで遂行する施策となるので、協力していただくメンバーには「やってよかった!」と思ってもらえるよう最後までやり切りたいと思います!

M. S

自分の中でやりたい「WANT」だけだと、ただの自己満足で終わってしまいます。営業に例えると、ただの押し売り状態。組織にとってどんなメリットがあるのか、ユーザーのニーズに応えているのか、そして会社ならではの価値を提供できるのか、あらゆる観点で考えることが大切だということを伝えたいですね。

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