ゼネラルリンク(以下GL)に入社1年後に事業部長就任、2年後役員に就任。最速昇格を果たした最年少役員の想いや考えをお届けいたします。

執行役員

隅田 和樹

メディアインキュベーション事業部(メディア・インターネット広告事業)およびシステム戦略室を管掌。

2019

株式会社ゼネラルリンクに中途入社。メディア事業部(現・コミュニケーション事業部)にて、アドテクノロジー領域に従事。マネタイズチームのマネージャーとしても参画。

2020

メディア事業部の事業部長に就任。

2022

執行役員に就任。メディア・インターネット広告事業とエンジニア組織を管掌。 複数の新規事業の立ち上げを進行中。

「少人数で大きなサービスをつくりたい」その一心で大学を休学し上京

Q1:まずは、ベンチャー・IT業界の道を歩んだきっかけを教えてください。

学生時代から大好きな「Facebook」創設者のザッカーバーグの影響で、ITやSNS関連サービスの仕事をしたいと思っていました。また、ちょうど私が大学生のとき、料理レシピ動画の『クラシル』で有名なdely株式会社やオンラインプログラミング学習サービスを提供する株式会社Progateの若手起業家など、自分と同世代の人たちが大きなサービスを立ち上げるのを聞いて、「自分も目指したい!」と感化されたのも大きいですね。

大学では建設学科を専攻していたので、大規模な商業施設の建築に進む道も考えましたが、少人数で世の中に大きな影響を与えられるITサービスに魅力を感じました。

愛媛にいた私はこうしたニュースをたくさん耳にするうちに、「ベンチャー企業で働くとはどういうことか」自分の目で直接確かめたいと考え、思い切って大学を1年休学して上京することに。興味のあるITベンチャーは東京に密集していましたし、就活本番まで待てなかったので。(笑)
まずはベンチャー企業で働く社員にとにかく話を聞きたかったので、SNSで気になる人を見つけ出し、メッセージを送信。東京に来るならと、その方に誘ってもらい、飲みに行くことになったのですが、勢いやスピード感がすさまじいベンチャーの世界で猛烈に働くエピソードはどれも刺激的で、一気に自分の価値観が広がったのを覚えています。

そして私自身も実際にベンチャー企業でインターンとして働く中で、「自分で意思決定して成功を生み出す」経験がものすごく重要なんだなと感じました。これは、愛媛から思い切って上京したからこそ得られた気づきだったので、「全く新しい環境に飛び込んで体験してみること」は今も大事にしているマインドのひとつです

前職での失敗・学び―「チームワーク」と「実力以上のワークに挑む」大切さ

Q2:ベンチャー企業での新卒時代、最初はどんな苦悩がありましたか?

入社1年目、当時の自分は一人で責任を背負って成果を出す人が‟できる人”だと思っていました。しかし、入社半年経ってもずっとKPIを達成できず・・・。早いうちから次々と表彰される同期たちを見て焦燥感に駆られました。彼らが活躍している背景には、チームメンバーと一緒に協力していて、個人プレイで推進する人は誰一人もいないことに気づきました。それに比べて、一切周りに相談せず突っ走っていた自分。「仕事は一人でやるものではない」と、チームの連携を重視するようになってから成果が出始めました。

もう一つ、失敗ではないのですが急成長につながったのは、自分の実力より背伸びが必要なミッションに挑戦したことです。2年目のとき、3年目の先輩社員が一気に退職してしまったので、必然的により責任のあるタスクを担当することになりました。難関課題に取り掛かる一歩目は重いのですが、自分自身の潜在能力を強制的に呼び起こせるので、ここでかなり自分自身の急成長を実感しました。
このような経験がちょっとずつ増えていくことで自分の自信にもつながっていくのだと学べたのも良かった
ですね。

そしてちょうど次のステップを考えたとき、ゼネラルリンクで働かないかと声をかけてもらい、入社。GLでの新たな社会人生活の幕開けです。

GL入社1年後に事業部長、2年後に役員就任と最速昇格。それは成果に比例した‟信頼クレジット”が起因している。

Q3:GLに入社した当時の心境は?

当時のGLは特に営業力に強みを持っていた印象でした。GLをさらに成長させていくために大切なのは、自分のような営業ではない職種の人間にとっても、もっと活躍できる場を強化することだと思い、その環境づくりが自分に期待されたミッションだと受け止めていました。営業職はもちろん、ディレクター・デザイナー・エンジニア職など幅広い領域で突出できるようになれば、会社全体の成長につながります。

1年後、私がメディア事業部の部長に就任した頃は、ちょうど事業が低迷したどん底の時期。ここで事業部長を任されたのは、事業をV字回復させたロールモデルの社員となるよう期待を込められたのではないかと捉えました。
事業の立て直しは大きなプレッシャーで、自分自身の課題や苦手意識が浮き彫りになったのを覚えています。メンバーみんなを要領良く巻き込めないこと。管理や事務作業はあまり得意ではないこと。でも、ありがたいことに周りのメンバーが率先して協力してくれたので、自分は戦略設計に注力することができました。みんなの力があったからこそ業績回復でき、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

そのとき、役員からは「隅田くんって周りから応援されるタイプだよね」と言われました。
振り返ってみると、これまで積み重ねてきた‟信頼クレジット”に助けられたのかなと思っています。‟信頼クレジット”とは、自身の仕事の成果やその過程の行動に対して周りから信頼を得ることによって、さらなる期待値をかけてもらえること。今回、上司・部下ともに応援してもらえた大きな要因となったのではないかと思います。

2021年度 下半期 社内表彰式で「最優秀事業部賞」を受賞した時の写真

Q4:役員に就任後変わったことや、重視していることは何ですか?

意思決定の範囲が広がり、重みも一段と増しましたね。会社にとって大きな決断や究極の選択を求められることも増えるので、意識しているのは「長期的な視点」。目の前の良し悪しだけで判断することは絶対しません。「継続性が担保されるか?」「短期的にマイナスだとしても、長期的にはプラスとなるか?」‟複利効果”や‟急成長の2次曲線”を描くためにはどうすべきかという視点を意識しています。

それから私は昔からオタク気質で、知識吸収・探求心・追及力が人一倍あると思っています。一度疑問に思ったらとことん調べつくさないと気が済まないタイプでして。この習性により、幅広い知識を蓄えてきたと思うので、色んな角度から物事を考える際に役に立っていますね。

学生時代から変わらぬ野望と、就活生に向けてのメッセージ

Q5:今後、GLで実現したいことを教えてください。

やはり、愛媛から上京したときからの想いは変わらず、「大きなサービスを立ち上げる」夢を持ち続けています。会社として代表的なプロダクトを新たにつくりたいですね。例えば、「ユーザーが心からほしいと思う情報を届ける」「クライアントから継続して信頼される」「会社としても収益につながる」「社員も楽しく働ける」といった、ステークホルダー全員が幸せになるメディアの創出を目指しています。
「今はまだない新しいもの・価値をつくりたい!」というメンバーと一緒に会社を成長させていきたいですね!

Q6:これから社会人になる学生に向けて、隅田さんのように最速で経営人材になる方法として、どんなアドバイスを送りますか?

まず一番は、やりたい夢があったら決して妥協せず、とにかく突き進むこと。その中で、「自分が人一倍成果を出せる領域や強みは何か」をいかに早く見極められるかも重要です。
そして、‟信頼クレジット”によって、さらに大きな期待を背負うこと。自分の強みを活かせる分野で成果をどんどん出すことが周りからの信頼や期待値につながり、新しい挑戦・経験につながるからです。そのためには、目の前の仕事だけでなく、もっと全体を見ながら動くことが大切だと思います。

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