当社のVISION「1000年続く社会機関を創る」の実現に向けて今後もっと力を入れていきたいのは、多様な価値観・考え方を持った社員が自分らしく、長期的に活躍できる環境づくりです。

現在、GL社員の男女比は5:5。直近の新卒採用では女性比率が6～7割と高く、これからも社員数は増えていくでしょう。「結婚・出産期」に差し掛かる年代の女性社員も増加していく中、仕事と家庭を両立するロールモデルが少ないため、先々のキャリアがイメージしづらいことが課題です。

ライフイベントによる働き方への影響があっても、自分らしく活躍し続けることができるような環境づくりを強化していこう！と考え、まずは女性のさらなる活躍を支援する本プロジェクトを発足しました。

プロジェクト名「Palette」には、
ひとりひとりの“色”を活かして各々が鮮やかにキャリアを描いていけるように
このプロジェクトがカラフルな絵具（人材）を乗せるパレット（土台）になる、という想いが込められています。

コアバリューにも掲げている「ひとりひとり、いろとりどり」を社員みんなで体現していくために、そして、長期的な目線で自分の人生を考えるきっかけになればと思っています。

今後のキャリアが描きにくいのは、仕事と育児を両立するロールモデルや、キャリアに関する情報を得る機会が少ないことに原因があると考えました。

また、産前産後・育児休暇、時短勤務など福利厚生があるものの、詳しく認識していない社員が多く、誰にどこまで相談すべきか不明瞭なケースも。そのため、社内への発信強化が必須だと考えました。

その課題を解決するために必要な理想の状態は“支え合える環境”の構築。

GLの社員は皆、個性や考え方が豊かだからこそ、自他ともに今後のキャリアの思考などを発信し合うことで、新たな気づきや相互理解につながるはず。理解を深めることで、“支え合える環境”が構築できるのです。

女性のキャリアタイプ診断ツール「Palette Career（パレキャリ）」です。
この診断を通して自分のタイプ分析はもちろん、自分と近しいキャリア思考の社員も認識できます。

これによって、長期的に自分らしく活躍するためのビジョンがイメージしやすくなり、キャリア形成のために何をすればよいか明確化するきっかけができると考えています。

具体的には、①やりたい　②貢献　③バランス　④キャリア
の4つの項目をベースに、8タイプに分類。

診断結果をもとに近しいタイプのメンバーとマッチングできたり、自分では気付いていなかった志向性の発見にもつながります。

「女性社員が少ない部署のため、気軽に相談できるのはありがたい」、
「いろんな部署の女性の意見を知りたかった」
といったポジティブな反応が多かったです！

本診断ツールは10月4日～10月15日に実施し、結果は集計中ですが綺麗に分散されました。メンバーの意外な診断結果や自身の新たな一面に気づき、自発的にランチ会が開かれるなど、早速周りとのコミュニケーションのきっかけになっています！

いろんな社員の話を聞いた後、自身の思考が変わるかもしれないので、定期的に「Palette Career」を実施してもらい、常にキャリアを考えるような環境を目指していきます。

GLは、社員の多様な価値観への理解を大事にしています。

GLのビジョンや文化に共感してもらえるなら、外部要因や環境に左右されず、思考もキャリアもさまざまなみんなと一緒に成長できる。そんな体制の強化に貢献したいと思っています。

「Palette」プロジェクトを通じて、たくさんの社員に頼ってもらい、さらなる改善に向けて「本プロジェクトに入りたい、関わりたい」と思ってもらえるように推進したいです。
追々は、男性側も女性側への理解につなげられる施策も考えたいと思っています。

「いろんな活躍の仕方が実現できる会社」であることを社内外問わず皆様に認識してもらえるよう尽力します。