ゼネラルリンク(以下GL)が掲げているVISION「1000年続く社会機関を創る」。より豊かな未来に向けて、次の世に必要なもの、さらには公的にもなりうるような機関を創っていくという想いが込められています。
そのために、GLでは常に新しい事業を派生させ、経済圏を拡大しています。今回は、そんな取り組みの1つである「M&A業務」で活躍している社員をご紹介します!
2018年中途入社 投資戦略室 事業責任者
M. S
2018年3Q 新人賞(中途)やチーム賞など数々の功績を残す。自社メディアliBae(リベイ)やlipine(リピネ)など、新規メディアを次々と立ち上げた。現在はM&A業務において事業拡大に大きく貢献している。
アグレッシブに遂行するGLのM&A業務。主にメディア事業の急速成長に大きく貢献。
GLで行っているM&A業務は、他社が事業の全てまたは一部を譲り渡す手法の「事業譲渡」での事例が多いです。
数多くの案件を対応し、経理部・法務部・システム戦略室のメンバーと連携しながら遂行します。
投資とリターンの適合性、既存事業との相乗効果、事業ミッションに対する重要度など、あらゆる観点から考えることが大切です。
特に初期の段階においては、買い手・売り手の両社にとってM&Aの成否や譲渡価格を左右する重要なプロセスながら、実は短期決戦となることも多いです。多くの競合他社も買い手として交渉を繰り広げているため、いかに素早く好条件な内容で締結できるかが重要です。このフェーズは毎度とても緊張するのですが、突破できたときは大きなやりがいを感じます。
主に、メディア事業の拡大においてM&Aをアグレッシブに推進してきました。
メディア事業におけるミッションは「誇れるユーザー体験をつくる」。当社としては、ユーザーが心からほしいと思う情報を届けたい。ユーザーのニーズは多様であることから、幅広い領域での情報発信が欠かせません。もちろん独自で新規メディアも立ち上げていますが、並行してM&Aも行うことで、いち早く事業拡大が実現できるのです。
以下グラフのとおり、メディアの数・領域ともに急速拡大しています。
GLでは、常に新規事業の立ち上げに力を入れており、自社のみで着手するよりもスピーディーな手法としてM&Aは会社の最速成長に欠かせないものです。
また、これまで前例になかった新規事業への参入により、「GLではこんなこともできる!」といった会社の可能性も広げることができます。
スピード対応の実現には、全てのフローの「内製化」が鍵。幅広い知見も蓄積される。
M&A業務は、スケールの大きい仕事だからこそ、会社の組織全体の仕組みを理解できます。
大きな投資をする分、失敗は許されません。リターンに見合う投資なのか、リスクヘッジをどれだけできるかがポイントになります。
リスクの領域は、会計・税務・法務・システム移管・労務など多岐にわたります。スポーツに例えると「総合格闘技」。打撃や投げ技、絞め技や関節技など全ての領域において対応できないといけません。
リスクの芽となりうるものを発見したとき、戦略的なリスクマネジメントをします。例えば、買収後の潜在債務、偶発債務に対する検討・調整など。
実態調査においては通常、外部の弁護士や会計士が法務・財務の専門家として、売り手の企業価値評価をしますが、GLでは全て内製化しています。ビジネス面でのリスクも充分に洗い出し、スピード感を持って対応できるのが強みです。
また、M&Aのスキームは多種多様なため、幅広い知見が蓄積されることも魅力の1つです。同じ案件は1つもなく、他社が事業の全てまたは一部を譲り渡す「事業譲渡」や、他社が事業に関して有する権利義務の全てまたは一部を承継する「会社分割」、各社が出資して合弁会社を設立する「ジョイントベンチャー」など手法も色々あります。毎回、それぞれの課題に対して戦略的に対策を考え、推進できることが醍醐味ですね。
社内外のあらゆるステークホルダーから感謝される、やりがいのある仕事。
売主が事業を売却する背景は色々ありますが、大切に育ててきた事業を手放したその先でも成長を願うケースも多く見受けられます。そんな売主の想いを我々が引き継ぎ、再びその事業を拡大させることにやりがいを感じます。
また、メディア事業の場合、サイトが閉鎖されずに継続利用できることは、優良顧客やファンにとって喜ばしく、感謝されることも。そして、ただそのまま継承するだけでなく、当社として新しい形でサービスを拡充させながら貢献できるのも嬉しいですね。
会社の成長や社員の活躍の場を築けるというのもポイントです。
メディアサイトの運営を当社員にバトンタッチする時、「こんなジャンルのメディア運営にチャレンジしてみたかった!」といった声も寄せられます。幅広い領域でのメディアを展開することで、社員の活躍の場をより広げられ、個人の成長、そして会社の成長にもつながるのです。
このように、あらゆるステークホルダーに大きなインパクトを残せるのはM&A業務の魅力だと感じます。