ゼネラルリンク(以下GL)創業20周年のタイミングで行われた、社内表彰イベント「20周年アワード」が2024年10月に開催されました。

そしてこの一大イベントの企画・運営を担ったのは、社内有志を中心にしたアワード運営委員たち。

特に中心的役割を果たしたアワード運営委員 統括チームに、成功の裏側や挑戦の数々についてインタビューしました!

コーポレートカルチャー室

フクさん

2018年入社。マーケティング事業部(当時EC事業、現在撤退)のマーケターとしてキャリアをスタート。現在、コーポレートカルチャー室にて、全社イベント等を主催し社内の文化構築・促進を中心に活躍中。

コーポレート本部 広告チーム サブマネージャー

マリさん

2013年入社。HR事業部(現在撤退)をはじめ、マーケティング事業部(現在撤退)経営企画室、総務、人事とあらゆる部署で活躍。

ゼネラルリンク20周年アワードとは?

2024年10月に開催された「20周年アワード」。

普段行われている半期ごとの社内表彰式とは異なり、GLの創立20周年を記念した特別な演出や楽しいコンテンツが盛りだくさんのイベントとなりました。

テーマは「20th Dream Creation 明日を変えに行く」

未来への挑戦や新しい価値を生み出していくという強い思いが込められています。

20周年という節目を祝うだけでなく、今後の成長への意気込みを社員全体で共有する機会となりました。

当日は社員全員で大盛り上がり!

会場はセルリアンタワー東急ホテルのボールルームを貸し切りにして行われました。

会場の前には、GL記念品ガチャや20周年フラッグへの寄せ書き、記念撮影ブースが設営され、社員の楽しそうな歓談の声が広がりました。

受付でノベルティガチャを楽しむ社員
受付でノベルティガチャを楽しむ社員
GL20周年記念に用意したフォトパネルで記念撮影
20周年記念フラッグに寄せ書き

オープニング後は2025年度新入社員内定式や華々しい社員表彰式に加え、GL20年の歴史を振り返る大作動画コンテンツが上映されました。

そして社長のスピーチでは、20年間の会社や人の成長と今後の発展について語られ、会場は感動の拍手に包まれました。

もちろん、スローガン「Stay Creative, Stay Innovative」にふさわしい創造性に溢れたお楽しみコンテンツも次々に展開!

ユニークなお題のクイズはテーブルごとのチーム戦!

20周年記念に自社開発したゲームの得点ランキング発表や、ライブ感たっぷりのチーム対抗クイズなど、全員参加型の楽しいコンテンツが功を奏し、会場は大盛り上がり!

アワード恒例、社員全員そろっての写真撮影

アワード終了後の社員アンケートでも、好意的な意見が多く寄せられました。

【会場演出について】
アワードチャットがすごくよかったです。離れたテーブルの人でも、チャットを通じて何を思ったのかわかるのが楽しかったです。写真をシェアできるのもすごくよかったです。写真撮影スポットがあったのでより盛り上がったんだろうと思います。ただ座って見ているだけではなく、より「参加したな」という感じがあったのがよかったです。(N.I)

【20周年動画について】
自分の入社前のことも多く、こんなに長い期間と様々な取り組みの上に今があるんだなと実感できて感動しました。この節目にこの会社で働けていることも当たり前じゃないんだよな〜と身が引き締まる思いでした!少し長めの動画だったと思いますが、それでも全然飽きないような編集で、作り手側の視点で見ても楽しかったです。(A.S)

アワード運営委員 統括チームへインタビュー!

20周年の節目を祝う特別なイベントを成功させたのは、社内の有志によって結成されたアワード運営委員のメンバーでした。

アワード全体の構想を立案し、運営全般の責任を担った「統括チーム」を中心に、広報、演出、コンテンツといったチームに分かれ、約半年以上にわたる計画と準備が進められてきました。

今回のアワードのテーマは「20th Dream Creation 明日を変えに行く」。

創造性と革新性に満ちた内容であるだけに、多くの課題も伴う取り組みでした。

アワード運営委員の統括チームはどのようにチームマネジメントを行い、この一大イベントを成功に導いたのでしょうか?

今回は、3名いる統括チームのうち、フクさんとマリさんにアワード準備期間や当日の裏側についてお話をうかがいました。

20周年アワード準備始動

─ 今回は20周年という節目のアワードでしたが、通常のアワードの準備と比べてプレッシャーはありましたか?

フクさん

20周年アワードは、数年前から「いつものアワードとは違う特別なものにしなくては」という共通認識があって、上司との1on1ミーティングや同じ統括チーム内でもたびたび話題にあがっていました。
それもあって、使命感はかなり大きく感じていたかもしれません。

マリさん

明確に「例年のアワードと違う」「20年目のGLはこんなにすごい」というのを社全体で感じてもらえるアワードにしたかったんです。
だから新しい取り組みも多いですし、みんなの熱意が高い分、ミスがないか、本当に楽しんでもらえるかなど、準備開始から当日までプレッシャーは絶えませんでしたね。

─ 期待や責任感によるプレッシャーの中で20周年アワードの準備が始動したわけですが、統括チームが最初に取り組んだことは何ですか?

マリさん

会場の再検討です。
例年セルリアンタワーのボールルームを借りていますが、会場の予約の都合上、1年以上前から検討が始まりました。
実は構想段階では、沖縄泊りがけ案や、某テーマパーク案など、かなり思い切った案も出ていました。(笑)

─ 本当に最初からすべて見直しをしたんですね。

フクさん

そうですね。
結局、アワードのコンテンツも一新することを考えると、予期しないアクシデントが起こる可能性があるので、使い慣れたセルリアンタワーに決定しました。

マリさん

会社が現在掲げているテーマが「Stay Creative , Stay Innovative」なのですが、創造性と革新性を出しつつ、全社規模のイベントであるためリスクヘッジの観点も欠かせません。
会場は変えない分、コンテンツを革新的なものにして、特別感を演出していく方向にしました。

フクさん

会場決定とは別に例年のアワードはおよそ3ヶ月前から動き出すのですが、今回は半年ほど前から綿密にロードマップを作成しました。

チーム内で課題の共有

─ 統括チームとしての課題は何でしたか?

フクさん

当初はアワード運営委員がなかなか集まらなかったことですね。

マリさん

社員のアワード運営委員への参加を促進したり、アワードのような社内イベントへの関心をどう高めていくかは、毎回課題です。

フクさん

特に今回は周年記念を兼ねているので、いつもと違う特別感や当日に向けての盛り上がりをどう演出するかも統括チームの大きな課題でした。

─ そういった課題はチーム内で共有されていましたか?

フクさん

そうですね。最初は隔週でミーティングを行い、本番間近には毎週、課題の共有や解決策の話し合いを行いました。

マリさん

どんな業務でも言えることですが、誰か一人が抱え込まないように、常に課題を共有し合える環境づくりは重要でしたね。

社内イベントへの参加をどう促すか

─ 社員のアワードへの関心を高めるために、どのような工夫をされたんですか?

フクさん

本番前から社員の温度感をより一層高めるために、マリさんが広報チームを新設するという素晴らしいアイデアを形にしてくれました。

マリさん

20周年アワードは社全体の結束を強める機会でもあります。
社員には温度感高く参加してもらいたかったので、全社に向けた広報は特に力を入れる必要がありました。

通常のアワードでも広報はしますが、今回はチームとしてしっかりリソースを割いてアナウンスしていく必要があると判断しました。

それからコンテンツの部分でも社員の期待感を高めるために、これまで運営委員が行っていた司会をプロに委託したり、照明の演出に力を入れたり、当日第一印象から違いがわかるようなアイデアをたくさん出しました。

─ アワード運営委員が集まらないという課題はどのようにクリアしたのですか?

フクさん

今回はGLの20周年という記念のアワードでもあったので、そこを社員が作り上げていくことの体験価値は大きいと思います。

こういった温度感は、全社チャットで運営委員募集のメッセージを送信するだけでは伝わりづらいようですね。
個別に話をしてみると、「やりたいです」と意外な快諾をたくさんもらえた印象です。
そんなノリの良さのようなものはGLの特徴だなと感じました。(笑)

マリさん

それと、今回新設した広報チームが、運営委員の働きを発信するようにしました。

アワード運営委員に参加していない人からすると、誰が関わっているのか、どんな仕事をしているのかがわかりづらく、せっかく頑張っているのにその頑張りが周囲に伝わりづらいのが課題だと感じていました。

広報チームがポスターを制作したり、社内ブログでまめに発信したりして視覚化していきました。

20周年アワード運営委員そろい踏みの告知ポスター

フクさん

運営委員だけがもらえるノベルティも作りましたね!

マリさん

はい、統括チームの一人であるY.Tさんがデザインしたおしゃれな缶バッジを、運営委員全員に支給しました。
アワード当日も、缶バッジをつけている人はその日まで頑張って準備してくれた委員なんだと、わかりやすくする狙いがありました。

アワード運営委員のノベルティ缶バッジ

マリさん

そういった施策を今回から始めたことで、人員の確保はもちろん、全体のモチベーションを高く保ったまま本番に臨めたと思います。

─ まさに「Stay Creative , Stay Innovative」を体現した解決策だと思いますが、具体的にどのようにアイデアを思いつくのでしょうか?

マリさん

私はこういったアイデアを出すのが大好きで、日常生活の中でもアンテナを張っていますね。
特に20周年アワードは、統括チームとしては数年前から見据えているので、20周年はこうしよう、こんな企画がいいんじゃないかと、普段のコミュニケーションの中でもアイデアを練っていました。

フクさん

私は実はあまりクリエイティブな考え方は得意じゃないんです。
そこは無理せずに、他の統括チームメンバーや委員たちにお願いして、私はそれをきちんと取りまとめて形にしていくことに集中しました。
そうした連携を強化し形にすることが、自分のクリエイティビティの出し所かなと考えています。

統括チームのチームマネジメント

─ 運営委員統括チームとして、各チームをまとめ上げるのに意識したことは何ですか?

マリさん

私は広報と表彰昇格チームを中心に担当していましたが、特に新設の広報チームについては一から設計する必要があり、いかに効果的に運営するか悩む場面もありました。

その中で意識したのは、「適材適所」の徹底です。
メンバー全員が自分の強みを発揮しながら、主体性を持って取り組める役割分担を心がけました。
たとえば、ゲームコンテンツを盛り上げるのが得意な人にはその役割を、文章を書くのが上手な人にはブログの作成を任せるなど、それぞれの得意分野や個性を活かしてもらえる配置にしました。

各自の能力を最大限に引き出す環境を整えることで、チーム全体の成功につなげられたと感じています。

フクさん

全社で歴史を振り返り、今後の30周年、40周年に向けてみんなの団結感を醸成することが、20周年アワードの裏テーマでした。

私は統括責任者として全チームを取りまとめる役割を担っていたので、各チームがテーマに沿った準備を進められているかを俯瞰的に確認するよう心がけました。

また、委員はみんな通常業務も抱えているため、負担を軽減する工夫が必要でした。
具体的には、各チームのミーティングに自ら参加し、議事録の作成や細かい伝達、アイデア出しのリマインドなどは全て私が行い、委員の貴重な時間を有効活用できるように努めました。

その結果、アイデア出しや施策実行の部分で、委員一人ひとりが主体的に取り組んでくれたと思います。

マリさん

フクさんはほぼすべての運営委員のミーティングに参加していましたからね。
メインファシリテーターをするチームも多くて、大変そうでした。(笑)
でもそのお陰で、全チームがブレずに20周年を盛り上げるためのアワードを準備できたのだと思います。

統括チームから見た直前~アワード当日の様子

─ アワード準備期間中から20周年記念自社開発ゲームなどがリリースされていましたが、社内の盛り上がりは実際どのように感じられましたか?

マリさん

定時後のオフィスでゲームの音やスコアの話題が聞こえてきたりすると、みんな気にかけてくれてるのかなと嬉しくなりましたね。

某人気ゲームを彷彿とさせる自社開発の積み上げゲーム。進化するのは果物ではなくフクさん!

フクさん

ゲームはみんな遊んでくれていたし、広報ブログにもコメントやいいねが比較的多くついていたので、狙い通りの盛り上がりを見せたと思います。

─ あのゲームは特にユニークな試みでしたね!役員の方が自ら開発に携わったことも驚きでした。

マリさん

私も提案段階では、OKが出るのかすごく懸念していました。
でも20周年だから派手にやろうという理由で、意外とすんなり決裁がおりました!(笑)
役員も一緒に、本当に全社で20周年を盛り上げていこうというGLらしい姿勢が出ていると思います。

─ アワード当日、特に印象的だったことは何ですか?

フクさん

アワード開始前、フォトブースでみんなが思い思いの写真を撮りながら盛り上がっているのを見て一安心したのは印象的ですね。

マリさん

フォトブースでの記念撮影とアワードチャットが、予想外のシナジー効果を出してくれました。

アワードチャットというのは自社開発したチャット機能で、ステージ横に追加でスクリーンを一つ設置して、そこに社員自身のスマホからリアルタイムで投稿したコメントが映されるシステムです。

過去3回のアワードでも登場していますが、今回から写真送信機能が追加されました。
そこで今回初めて設置したフォトブースで撮った写真をどんどん流してくれて、とても盛り上がりました。

GLらしいクリエイティビティと、みんなで盛り上がりたい遊び心がガチッとはまった企画になったと思いますね。

社内イベント運営のやりがいや楽しさとは

─ アワード運営委員統括チームのやりがいは何ですか?

マリさん

20周年アワードでは、いつもはやらないチャレンジングな施策を多く取り入れることができました。
緊張感はありましたが、委員全体で試行錯誤を楽しみながら進められたと思います。

またこのような全社規模のイベント準備では、通常業務では関わる機会が少ない社員と一緒に仕事をすることが多く、それも楽しみの一つです。

フクさん

私はGL20周年という節目のアワードを、自分たちの手で創り上げられること自体が大きなやりがいでした。

アワードは会社全体のチームワークを強めるための大切な取り組みの一つです。
部署の垣根を越えて社員同士のつながりを深めたり、お互いを称え合ったりすることを通じて、「みんなで一つのチーム」という社内風土を育てる貴重なイベントに携われたと感じています。

また、運営委員のメンバーが普段交流のない社員同士でも協力し合えるよう、自分がその「つなぎ役」として動けたことも大きな喜びでした。新しいつながりが生まれる瞬間を間近で感じられたことは嬉しかったですね。

就活を控えた学生やゼネラルリンクの入社を検討している求職者の方へ一言

フクさん

多岐にわたる事業を展開するゼネラルリンクだからこそ、アワードのような全社イベントを通じて、社員一人ひとりが一体感を持てる場をつくることを大切にしています。

20周年を迎えたGLを、一緒に大きく成長させていきましょう!

マリさん

ゼネラルリンクの強みは、何事も全力で楽しみながら、周囲に感謝を忘れない「人」の良さと、それを支える会社の姿勢だと思います。
それはアワード運営を通じて、たくさんの社員と協力する中で毎回感じることです。

20周年を迎え、社員が増え、事業が広がり、日々スピード感を持って進化している弊社は、これからさらに1000年続く社会機関を目指して前進していきます。
ぜひ一緒に、これからの会社を築いていきましょう!

\この記事をシェアしよう/

一緒に未来を創る仲間を募集しています