【私たちにできる熊本支援】ふるさと納税で地震被災地の復興を助けよう
2016年4月14日の発生から余震が続く、熊本県・大分県で発生した「平成28年熊本大地震」。
今なお多くの人が仮設住宅やテントでの暮らしを余儀なくされるなど、元の生活を取り戻せずにいます。
ゼネラルリンクの行動指針十ヶ条にはこんな一文があります!
09.contribution
社会貢献の意識を持とう。今日行った1つの仕事がどこかの誰かを幸せにしている
被災地の人々を支援するために、私たちでもできることって何だろう?
有志で集まった社員たちで意見を出し合い、ひとつの答えを出しました。
「熊本・大分の被災地にふるさと納税で義援金を送ろう!」
熊本・大分の被災地に、ふるさと納税で義援金を
熊本大地震により、多数の方が亡くなったことに加え、建物の倒壊、鉄道や道路、そのほかさまざまな被害が出ています。
被災地の人々が元の穏やかな生活を取り戻すには、まだまだ義援金が必要です。
でも、多額の寄付をする余裕はないし…。
そこでおすすめの方法が「ふるさと納税」なんです。
具体的にどういった制度で、なぜ被災地支援になるのでしょうか?
ふるさと納税って何?
「ふるさと納税」とは、任意の自治体に寄附金を送り、2,000円を超えた分は翌年の所得税や住民税で返ってくる(控除される)、という仕組みです。
つまり、自分が住んでいる場所に納めるはずだった税金の一部を、自分が寄附したい市区町村へまわすことができるんです!
【「お礼の品」が話題に!】
寄附をした自治体からは、金額に応じて特産品などの「お礼品」がもらえることがほとんど。
実質2,000円の負担で、特産品の高級食材や高価な名産品などがもらえることもあり、寄付先の選び方のひとつとして話題を集めています。しかし、人気を集めそうなお礼品を用意できない、本当に寄附金が必要な自治体に寄付が集まらないという問題も…。
ふるさと納税で被災地支援をしたい2つのワケ
被災地復興に使うお金を寄付するなら、募金だってよさそうですよね?
実は、募金ではなくふるさと納税を利用するメリットがあるんです。
理由1 寄附金の使い道を選ぶことができます
被災地支援のために県に寄附したのに、まったく関係ないことにお金が使われた…となると、ちょっと納得がいかないですよね?
ふるさと納税のメリットのひとつが、寄附金の使い道を自分で選べる、というもの。
どこの市区町村のどういった活動を支援したいのか、自分の思いを寄付金に反映させることができます。
理由2 募金には苦しい金額を、無理なく寄附できます
募金箱に1万円札を入れるのって…ちょっとためらっちゃいますよね…?
しかし、ふるさと納税を利用すれば、個人で募金するには厳しい金額でも、無理なく寄付にまわすことができるんです。
ふるさと納税を利用して寄附をすると、2,000円を超えた寄附金は税金から控除されます。
つまり、20,000円を寄付しても、翌年18,000円が返ってくるので、実際の負担は2,000円。
この場合、2,000円募金したのと同じ負担額で、その10倍の金額を義援金として送れるということになります。
ただし、かえってくる税金は寄附した年の所得によって上限があります。
2,000円の負担で最高いくらまで寄附できるのかは、こちらのサイトで目安を知ることができます。
http://www.satofull.jp/static/calculation02.php#sim_contentより正確に控除上限額を知りたい人は、源泉徴収票を用意してこちらで計算してみましょう。
http://www.satofull.jp/static/calculation03.php#sim_content
ゼネラルリンクの社員で実際にやってみた
熊本大地震被災地の支援はふるさと納税がよさそう!
という結論が出たところで、善は急げです!
みんなで実際にやってみました。
(ふるさと納税はR30ではありませんよ?)
ふるさと納税の予算を決めよう!
寄附金自体はいくらでもOKです。
自己負担額を2,000円でおさえたい場合は、「控除上限額」を知る必要があります。
年収や家族構成によって変わるので、先に紹介したサイトで上限額を調べ、予算を決めましょう。
みなさん、いくら寄附しますか~?
どのポータルサイトから寄付するか決める
ふるさと納税のポータルサイトは様々。
その中で使いやすそうで、尚且つ熊本への支援を受け付けているサイトを3つ選んでみました。
ふるさとチョイス
- 全国自治体表示
- 豊富な品数
- クレジット決済可能
【ふるさとチョイスから熊本支援】
様々な被災地の自治体へ支援が可能です。
また、被災地以外の自治体による寄付の代理受付も行っています。
- ふるさとチョイス 代理自治体への寄付はこちら
- ふるさとチョイス 被災自治体への寄付はこちら
< 被災地支援のプロジェクトから選ぶ >
- ふるさとチョイス 【地球市民の会】佐賀から元気を送ろうキャンペーン熊本地震支援はこちら
- ふるさとチョイス 【A-PADジャパン】熊本大地震・被災者緊急支援
- ふるさとチョイス 【ピースウィンズ・ジャパン】熊本地震・緊急支援
さとふる
- 電話サポートがある
- コンビニ決済可能
- クレジット決済可能
- Yahoo!ショッピング連携
【さとふるから熊本支援】
南阿蘇村、菊池市への支援を受け付けています。
楽天ふるさと納税
http://event.rakuten.co.jp/furusato/
- 楽天ポイントが貯まる、使える
- クレジットカード決済可能
【楽天ふるさと納税から熊本支援】
菊池市への支援を受け付けています。
- 楽天ふるさと納税 熊本地震緊急寄付受付(熊本県菊池市)はこちら
どのサイトから寄付するかは、目的から選んでも使いやすさから選んでもOK。
ネットショッピングをする感覚で、簡単に寄付ができます!
これで寄付は完了です!
そうです。これでは寄附しただけになってしまいます。
来年の税金から控除してもらうには、自治体に申請が必要なんです!
確定申告不要!ふるさと納税の手続きとは?
税金関係と言うと、手続きが大変そう…というイメージがありますよね?
実は、平成27年の税制改正によって、
サラリーマンのふるさと納税の手続きはとても簡単になったんです!
会社からお給料をもらっている人は、もともと確定申告が不要です。
そうした給与所得者がふるさと納税をする場合、1年の寄付先が5団体以内であれば、確定申告に代わる申請書を各自治体に提出するだけで手続きはOKなのです!(ワンストップ特例制度)
用意するものはこちら。
- 寄附金税額控除に係る申告特例申請書
- 印鑑(シャチハタNG)
- 添付書類 ※下記1~3のいずれか
(1)マイナンバーカードのコピー(両面)
(2)個人番号通知カードのコピー+身分証(運転免許証orパスポート等)のコピー
(3)個人番号が記載された住民票のコピー+身分証(運転免許証orパスポート等)のコピー
▼参考 - 封筒(長型3号※A4を3つ折りして送れる大きさ)
- 切手(82円)
- ボールペン
これだけなら、業務やプライベートに忙しい人でも、無理なく義援金を送ることができますね!
申告特例申請書の記入例はこちら。
この書類を書いて…印鑑も忘れずに!(シャチハタNG)
申告特例申請書と添付書類は各自治体へ郵送します。書類は折っても大丈夫です。
下記サイトから市区町村の公式サイトに移動すると、申請先の情報が詳しく載っていますので参照ください。
※申請は翌年の1月10日まで。ただ、申請するのを忘れてしまうこともあるので、寄付した時に申請するのが良いでしょう。
※サイトや自治体によって異なりますが、申告特例申請書がお礼品に同封されている場合もあります。その場合は、同封されているものを利用しても、もちろんOKです。
※申請は『1回の寄付ごと』に必要です。同じ自治体に2回寄付をした場合は、2回申請が必要になります。
※保険証とマイナンバーカードはコピーを入れましょう
ふるさと納税で無理なくしっかり被災地支援!
実際にふるさと納税を利用してみて感じたのが、みなさんの声にもあるように
「簡単に、金銭的にも時間的にも無理なくできる被災地支援」であること。
被災地のために何ができるかな…と迷っている人は、まずはこのふるさと納税から初めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、ふるさと納税でできることは被災地支援だけではありません。
思い入れのある地域に寄付して支援をしたり、お礼品から寄付先を選んで地域の特産品を試すのも地域のPRになります。
ぜひ、それぞれの目的にあわせてふるさと納税の制度を活用してみてください。
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